2017年版おすすめ本10選

2017年ももうすぐ終わりなので、今年読んだ本の中でマイベスト10を選んでみました。今年読んだ本は全部で110冊。もう少し読めたら良かったかなあと思っていますが去年の58冊と比べて多い方なのでまあ良しとしましょう。しかしながら部屋にも本の山が増えていく一方で、先日母親にこんなに本増やしてどうすんねんと叱られてしまいました。とほほ……

ジャンルは見事にバラバラですがどれも面白いのでぜひご一読あれ。では参りますぞ。

1.なぜ今、私たちは未来をこれほど不安に感じるのか？

増補版 なぜ今、私たちは未来をこれほど不安に感じるのか?―――日本人が知らない本当の世界経済の授業

「進撃の巨人はなぜあれほどまで大ヒットしたのか？」のように、アニメなどの話題から世界の歪みまでが分かりやすく説明されています。自分たちは今どんな時代に生きていて、これからどう生きていくべきかみたいなことを考えさせられます。

2.融けるデザイン

融けるデザイン　ハード×ソフト×ネット時代の新たな設計論

今年読んだ中でいちばん衝撃的だった本。デザインのテクニックについての本ではなくて、認知心理学の視点から道具と身体の境界について書かれています。個人的に、「ITに興味はあるけどゴリゴリのエンジニアになるのはなんか違う」という筆者のお悩みが自分と重なる部分もあり、もっとこういう心理学の分野やデザインの分野への興味に早く気づけてたらなあとも思いました。

3.はじめて哲学する本

はじめて哲学する本

 小学生向けに書かれているので哲学といっても小難しいものではなくて、「どうして大人は働くの？」「なんで勉強ってしなきゃならないの？」など当たり前のようでいざ言われるとはてなんでだっけという問いが載っている本です。藤原さんは他にも面白い本をたくさん出されているのでそちらもおすすめです。

4.ポジティブの教科書

ポジティブの教科書 ― 自分も周りの人も幸運体質になる3つの基本と11の法則

 私は超根暗なネガティブすっとこどっこいなのですが、ネガポジをうまいこと使い分けられると最強だよね〜ということで日々物事をポジティブにとらえるべく買った本。人生を楽しく前向きにとらえるためのヒントが書かれております。

5.なるほどデザイン

なるほどデザイン〈目で見て楽しむ新しいデザインの本。〉

こちらはデザインの基本原則が書かれている本です。実際にフライヤーのデザインをしている過程や写真もふんだんに載せられているので、デザイン全然わからないという方でも最後まで楽しく読める本だと思います。見ているだけでも楽しい！

6.革命のファンファーレ

革命のファンファーレ 現代のお金と広告

プペルでお馴染みのキングコング西野さんの本。ご自身の体験をもとに、学校では教えてくれないお金の話や広告の話、ものを売るとはみたいなことについて書かれています。西野さんの描く未来はとってもわくわくします。 

7.赤ずきんとオオカミのトラウマ・ケア 

赤ずきんとオオカミのトラウマ・ケア: 自分を愛する力を取り戻す〔心理教育〕の本

 私自身が生きづらさの塊みたいなものを持っていて、ACやトラウマ治療の本を漁っていたときに見つけた本です。かわいいイラストで彩られていますが自分の痛みへの向き合い方、人との向き合い方などなどがしっかり学べるのではないでしょうか。ちなみに私の生きづらさも本にあるように誰かに話を聞いてもらって受け入れてもらうことで改善された覚えがあります。

8.歴史の見方がわかる世界史入門

歴史の見方がわかる世界史入門

世界史の授業って人物名や年号をただ暗記する地獄のような科目だった覚えがあるんですけれど、この本は「なんでそうなったの？」 という歴史の流れがとってもわかりやすく書かれています。歴史は繰り返されるともよく言いますが、人間の変わらない部分や現代に通じる部分がまとめられていて、歴史の授業って暗記じゃなくて本当はこういうことを学ばなきゃならないんじゃないのかなあなんて思いました。ぜひ日本史版も出していただきたい…。

9.アップル帝国の正体

アップル帝国の正体

 アップル先生がいかにえげつないことをしたか書かれている本。こういう企業間のバトルを見てると煮え滾ると共に単なる商品のイメージだけではなくてその企業がどうやってそんなことをしているのかという中の人の動きもちゃんと考えていかねばと思いますね…。

10.山本アットホーム

山本アットホーム (MFC)

全てのコマから目が離せない1冊ですね。良い子は買いましょう。

以上、おすすめ本10選でした！気が向いたらおすすめ映画とかドラマとかも紹介してみようかなあと思います❁